相続を放棄する、という決断も時には必要だと思います。
自分は相続を放棄しました。家庭裁判所に相続放棄の申述を行い、受理通知書というものをもらいました。そして、受理証明書を金融機関等に提出して、返済の請求を受けることを回避しました。
理由は借金が多く、それを返済する力が自分には無かったからです。
そのため相続を放棄したのですが、放棄することを決めるまでに、専門家に色々と相談にのってもらいました。
なるべく自分が返済しよう、という気持ちが強かったのですが、専門家の方に相続相談をすると、冷静に話をしてくれて、自分も冷静な対応ができました。
専門家の方には、本当に感謝しています。
自分に返済能力があるのか、返済金額はどれくらいなのか、きちんと調べ、今の自分の状態も確認した上で意見をくれたのです。
親が残したものを守っていく、親が背負ったものを返済していく、という強い気持ちが子どもの自分にはありました。
正義感とでも言うのでしょうか?当然親の借金も相続したら返済しなければならない、と思っていたのですが、これからの自分の人生を考え、放棄することを選ぶのも大切だ、と言ってもらえて良かったです。